2015年4月9日

3月20日~22日 全国高等学校選抜大会!



今回は、3月20日~22日に行われた全国高等学校選抜大会について報告します!
前述の大会に、高専から吾郷先輩が出場しました。

18日の朝から出発し、開催場所である静岡県に到着しました。

この日は天候に恵まれ、コースの場所を確認したり、雰囲気を味わうことが出来ました。



翌日、19日。

公式練習があったこの日ですが、前日とは打って変わって雨と霧がすごかったです。
気温も下がり、見通しも良くない状況でしたが、艇をしっかりとリリースすることを意識して練習が出来ました。

リギングの確認もし、練習後は開会式および代表者会議に参加しました。
雨によって、ダムの放流量が増えることから、2000mのレースが1000mになり、また、順位の決定の仕方が変わるなどレースの日程が大きく変更になりました。



そして、予選。
このレースで三着までに入らなければ後がないという状況で、吾郷先輩はスタートから飛ばします。

スタートを得意とする先輩ですが、なかなか前に出ることが出来ず、ほぼ一直線の状態でレースが進みました。
500mを三着で通過したものの、そこから猛烈なスピードでスパートをかけてくる他の選手たちについていけず、700mで順位を5位まで落としてしまいます。

しかし、ここで吾郷先輩が根性を見せます。
凄まじいラストスパートで、まず1艇をとらえ、ラスト30mでもう1艇を抜き去りました。
その後2位から5位の差はほとんどないままゴールを通過!




結果、吾郷先輩はこのレースで3着になり、順位決定戦に進むことが出来ました。


続いて行われる順位決定戦までに体を休めていると、そこに吾郷先輩のご家族が(*^_^*)
吾郷先輩の雄姿を見ようと、遠くから駆けつけてくれたのです。
緊張をほぐすためにいろいろなお話をしてくださり、心身ともに次のレースに向け休むことが出来ました。

順位決定戦の前のアップでは、予選で出来なかった加速したファイナルの確認をしたり、トップでエントリーをすることを意識して漕ぎの最終確認をしました。




レースでは、よいスタートを切り、前半からいくことは出来たのですが、さすがは順位決定戦。
各選手、高いスピードを維持したまま漕いでおり、ついていこうとするものの、250mを過ぎると段々と離され始めました。500mでは6着になり、追いかける苦しい展開。
しかしどの瞬間にも諦めることなく、耽々と今回の大会で自信のついたラストスパートで他の艇を狙っていました。

ラスト250mから仕掛けはじめ、徐々に追いついたのですが、それを見て他のクルーも必死で追い上げます。残り100mで一時的に並ぶことは出来たのですが、相手が吾郷先輩の背中を見ているという、こちらにとっては不利な状況の中逃げられる展開となりました。

表彰式では各クルーが表彰される中、悔しい気持ちでいっぱいになりました。

//大会を通しての吾郷先輩の感想です。
選抜大会は天候が悪く、2000mから1000mに変更となりました。
予選では4位と0.4秒差で勝ちあがり、順位決定戦では12位という結果に終わりました。
満足のいく結果ではありませんでしたが、堂々と自分の漕ぎが出来たと思います。
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今大会は、同じレースに、ともに合宿をした佐世保高専の選手が出場していたり、ブロック大会で戦った米子高専の選手が見事2位になった大会でもありました。
レースになれば敵同士ですが、同じ高専生のがんばっている姿をみることができ、うれしく思いました。

夏では日本一になれるようこれからもハードに練習していきたいと思います!(^^)!

2 件のコメント:

  1. 雰囲気が伝わってくる素晴らしい文章だね。
    今年で最後の者たちは、全国目指して頑張ってください。

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    1. コメントありがとうございます!
      嬉しいです(*^^*)
      伝えておきます。ありがとうございます!!

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